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フラーレンについて


■ノーベル賞受賞の成分フラーレン


フラーレンは、星間物質(宇宙空間に存在する微量物質)の研究から偶然発見されました。フラーレンの発見、その構造を推定したライス大学(アメリカ)のカール博士、スモーリー博士とサセックス大学(イギリス)のクロトー博士は、1996年にその功績でノーベル賞を受賞しました。

ダイヤモンドと同じ炭素同素体(同一元素から構成される分子)であり、炭素元素60個が左右対称の球体(サッカーボール)状に結合しています。その成分自体の美しさに魅了された科学者が多いことでも有名です。


■肌におけるフラーレンの働き

フラーレンの働き

1)肌老化予防

紫外線やストレス、喫煙などによって人体に発生する活性酸素(ラジカル)。活性酸素は、しわ・たるみなどの肌老化の原因となります。フラーレンは別名をラジカルスポンジと言い、皮膚に発生する有害な活性酸素(ラジカル)を除去し、無害化することで老化を防ぎます。その力は、なんとビタミンCの125倍です!

2)シミ美白

従来の美白とは、「メラニンを作らせないようにする」という対処療法でした。しかし、フラーレンは、シミの原因物質そのもの(活性酸素)に働きかけるため、根本からシミ予防できます。

3)にきび予防

活性酸素はにきびの原因にもなります。フィラーレンは活性酸素を除去するため、にきび予防にも効果的です。またフラーレンは、化粧品に一緒に配合されているその他の有効成分の働きを助けます。

4)コラーゲンの減少を抑える

肌のハリや弾力に欠かせないコラーゲン。このコラーゲンとは、もともと肌に存在する物質ですが、年齢とともに減少してしまいます。フラーレンは、コラーゲンの減少を抑えます。



紫外線によって皮膚細胞に発生した活性酸素の濃度比較
フラーレンの効果
(右)フラーレンにより活性酸素が効果的に消去されている



■フラーレンをメラニン産出細胞に添加した場合のメラニン産出の比較
メラニン産出の比較
(右)フラーレンには、メラニン産出細胞に添加するとシミ、ソバカス、クスミなどの原因とされる紫外線、またはストレス物質による黒色メラニンの産生を大きく減少させる効果がある。


■ワンポイントアドバイス

化粧品にフラーレンを配合する場合、配合量は1パーセントが理想とされています。フラーレン配合の化粧品を買うさいには、配合量をチェックしてみてはいかがでしょうか。


■ご注意

※基礎化粧品に配合されているフラーレンは、基本的に「肌を健やかに保つ」ことが目的です。薬のような効果はございません。

※本講座は、成分の特徴などをご紹介するものですが、その適正さを保障するものではございません。また、化粧品の効果・効能を保障するものでもございません。